こんにちは。
いきなりですが、皆さん、スケール練習やってますか?
最近はコロナウイルスの影響であらゆる団体や部活動の活動が自粛されています。
また、自宅で楽器の練習ができなくて普段はスタジオやカラオケを利用して練習しているという人は練習場所難民となっている現状・・・
皆さんの生活(もちろん私の生活も!)が一刻も早く通常の生活に戻れることを祈っております。

さて、
幸運にも楽器を練習できる環境にある人、
短時間であればなんとか可能という人、
そして楽器が練習できる環境に戻ったら少しでも早く奏法や感覚をベストな状態に戻したいという人、
全てに当てはまる効率と効果の面で最強の練習を今日は紹介します。

それは・・・

スケール練習!!

音階の練習ですね。

過去記事を読んだことがある人はお気づきと思いますが、以前にスケール練習について書いています。
まだ読んでいないという人は一度でいいので目を通してみて下さい。

過去と同じ内容を再確認するだけではこの記事の意味がないので、今日はスケールの本を1冊紹介します。
スケールの本は容易に手に入る物に限定しても沢山存在します。
そして、「どれがいいの?」と聞かれても、「ぶっちゃけどれでもいい。というかいろいろやるのがいい。」が(少なくとも私にとっては)正しい回答です。
ですがもう少し情報が欲しいという人に向けて、私が愛用しているスケールの本の中から1冊だけ選んでみました。
他の本は別の機会にきちんと紹介しようと思います。

ということで、私が選んだ1冊はこちら。

J. B. Albert
24 Varied Scales and Exercises for Clarinet
CARL FISCHER

アルバート(アルベルトと読むことも)の『24の音階と練習』です。
「練習」は「応用」のことだと思ってください。
音階を使ったいろいろなパターンの練習ができます。
この本の特徴としては、

①単調のスケールは旋律的短音階を採用。
②各調の練習が1ページに収まっている。
③3連符、6連符、7連符を使ったパターンが含まれているてリズムのトレーニングになる。
④ヴァリエーションが比較的多い。
⑤標準音域内で完結するので比較的早い段階から取り組める。(初級後半~中級以降)

などが挙げられます。
初めて買うスケールの本としては十分なボリュームですのでこれ一冊あればしばらく練習に困りません。

「スケールの練習をしようと思うけど、どれを買えばいいかわからない」という人がいましたら、ぜひ参考にしてみて下さい。